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コシヒカリに合う料理とは

私たちの食卓において欠かすことができないものと言えば、お米です。
数あるお米の中でも有名なものといえば、コシヒカリではないでしょうか。
そんなコシヒカリの、お料理とのハーモニーに与える影響のポイントは、その甘み・旨みの個性の強さと、粘り気、冷めても硬くならずに甘みが残る事、この三つが挙げられます。

そしてこれらの基本的な特徴を踏まえて、合わせるお料理をイメージすることで、よりコシヒカリの味を楽しむことが出来ます。それでは、具体的な特徴に焦点をあて、お料理を決める作戦ルールを考えてみましょう。

甘み・旨みの風味の強さ

コシヒカリは、濃い目の味・強い味・脂っこい味などの素材・料理・調味料と組み合わせると、コシヒカリの風味がそれらに負けず、引き立て合って、食事全体の満足感を高める事ができます。反対に、お料理の素材が繊細で淡白で、その事を生かしたい時には、コシヒカリの風味が邪魔をする事があります。
例えばサフランライスの様にご飯に香りを付けたい時などには、コシヒカリの風味が勝ってしまう事があるのです。また、ご飯単体をしっかり食べたい時などには満足度は高いです。

調味料で言えば、塩味・お醤油味はダメで、ソース味・ケチャップ味は良い様に聞こえますが、そこにある素材の油の乗り具合、使用する味付けの濃さ、強さにも関わって来ますので、お料理の仕上がり状態、訴えたい味のポイントで考えると良いでしょう。

現代的家庭料理の中では、ほとんどがコシヒカリに向いています。

粘り気が強い

粘り気は、モチモチとした食感と相まって、色々なお料理との食べあわせがし易く、選ぶ相手の幅が広いです。
反面、お米を切ったり混ぜたりして味を浸み込ませたい時やパラパラに炒めたい時、ほぐしたい時などは、その粘り気が邪魔をする事があります。
チャーハンやパエリヤ、寿司飯などは要注意です。

冷めてもかたくならず甘みが残る

コシヒカリは冷めてもかたくなりにくく、また旨みを感じやすいです。おにぎりやお弁当など、冷めても美味しく食べたいお料理には最適です。
そして、コシヒカリは少し柔らかめに炊いた方が特徴が顕著に現れ、良さが生きるようです。

これらの基本を覚えておいて、お料理を考えてみて下さい。
同じ素材でも、調理法や調味料を変えるだけでもマッチするようになります。コシヒカリは組み合わせられるおかずの幅がとても広い品種なのです。

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